TONY0922のブログ

学んだことを適当に記録していくブログです。主にRuby, Java, PHPで仕事してます。更新頻度はそんなに高くないので、ご了承下さい。

インターフェースデザインの心理学を読んだ。(その4)

インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針

インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針

9章 間違えない人はいない

人間にノーミスはありえないし問題ゼロの製品も存在しない 設計前にプロトタイプを作って、どのような誤りをするかを事前にテストしてもらうと良い。 ターゲットにしているユーザに実際に使ってみてもらうと良い。

人がどういうところでストレスを感じるかを調査する上で、非常に有効だと思われる。 アプリを設計する前に自前に使いやすさを図る場合はプロトタイプを作る重要性がやっと分かった。 人はアプリを使う上でファーストインプレッションでそのアプリが使えるかどうかを判断するため、 エラーに関する対応が不適切だとあっという間にユーザ離れを引きを越しかねない。

エラーの対処方法は様々。 間違いを修正する方法は人それぞれである。 年配者のほうが固定的探索(何回も同じ操作をしてしまう)や試行錯誤的探索(やみくもに操作を行う)を行い、ゴールまで時間が掛かるが、若者と同じ作業をこなせることはできる。

なるほど。

10章

人は自分の処理能力を超えた数の選択肢や情報を欲しがる。 しかし、その場合決定することが少ない。 人は選択肢が絞られたほうが決定を下すことが多い。 なので、多くの選択肢を提示しなくてはいけない場合、ある程度数を絞ってやると良い。

提示する選択肢は必ず絞ってやること。

選択肢が多いほど、思い通りになっていると感じる。 最速の方法があっても、ユーザはそれを選ぶとは限らない。 改良されたバージョンを提示するのと同時に前のバージョンも残しておくと良い。

これは判断が分かれるかな。

「お金」より「時間」 殆どのケースでユーザは「時間」や「体験」に共感をもつ。 ユーザリサーチを前提に何を欲しがるかを考える必要はあるものの、時間がない場合は「時間」や「体験」の路線をとったほうが無難。

ケースによると思うけど、「物語」が人の興味を惹きつけるのと同じで、 体験などをユーザにイメージさせたほうが良いかもしれない。

意思決定には気分も影響。 自分のいつものやり方で決断できるとき、製品の見積り額は実際より高くなる。 相手の決断の仕方が事前にわかっている時はそれに合わせて見ると良い。 楽しい気分の時は直感で素早く決断するように求めれば、製品をより高く評価してもらえる。

これは交渉術に非常に有効な手段だと思う。 相手をいい感じにのせて、一気に決断を迫れば、いいかもしれない。

人は支配的な人物に影響される。 グループディスカッションする際は、最初に提案された案に飛びつく場合が多いので注意。 したがって、それぞれの意見を書き出させてそれを事前に回覧できると良い。

これはほんとにそう思う。 グループの中で一つの意見をたたき台にすると起こってしまう弊害だよな。

確信が無いときは人任せにする。 ユーザの行動に影響を与えたいときは推薦文や評価、レビューを活用する。

なんとか高評価を付けてもらえるような仕組みを考えると良いかも。

目の前にある品物のほうが高値になる。 実際の店舗は品揃えさえ良ければ、ネットショップよりも優位に立てる(値段的には)

イメージさせやすいからかな。