TONY0922のブログ

学んだことを適当に記録していくブログです。主にRuby, Java, PHPで仕事してます。更新頻度はそんなに高くないので、ご了承下さい。

フリーランスとして3年くらい生き延びたので所感を書く

どうもTONYです。このブログ記事は、Splathon Advent Calendar 2021 の12日目に載せる予定でしたが、あまりにも自分語りで、他人が見てもぶっちゃけつまらんだろうということでボツにした記事になります。とはいえ、今年でようやくフリーランス3期目を終え、よく聞かれる「ぶっちゃけフリーランスどうなの?」に対する僕なりの意見も固まってきたところなので、だらだら書いていこうと思います。

おまだれ?

さて、改めましてTONYと申します。 経歴は ここ 見てください。IT業界歴13年やってるアラフォーのソフトウェアエンジニアです。Rubyが得意です。今はFintech関連のクライアントさんとお取引させていただいてます。

なんでフリーランスをやろうと思ったのか?

正社員の生活に飽きちゃった

正社員生活に飽きたってのが一番の理由です。僕は10年で4社経験していて、1年も同じ仕事をしているととても退屈に感じる性分です。また、自分のやりたいことより、会社の事業状況でやるべき案件やキャリアが決まってしまって、だんだん正社員に対するモチベーションが下がってきました。そんな折、前職を先に辞めた同僚がフリーランスになったことをきっかけに、僕自身もフリーランスに興味が沸いてきました。自分のやりたい仕事にフォーカスして、案件を選んでいくことが出来れば、より自分のエンジニアのキャリアを築くことができるのではないかと。ただし、そのときは自分で案件が取れるか不安だったので、前職の現場に入っているフリーランスの方に仕事の取り方を教わったり、某大手エージェント会社に話を聞きに行ったり、卒業した同僚やフリーランスを辞めて正社員に戻った友人、等半年くらいヒアリングしたのを覚えています。

嫁ブロックは発生した

前職は社会人なら誰でも知っているような大手事業会社だったので、そこを辞めることについては、当然妻からは嫌な顔をされました。ただし、当時の僕の会社に対するストレスを日々感じていたのか、共働きだった妻も「最悪、私が頑張ればいいか」と承諾してくれたので、無事退職届けを出して、フリーランスになることが出来ました。共働きしてくれる妻は心強いですね。

フリーランスになってみて

仕事内容

Ruby案件をメインに開発要員として仕事を受けるつもりだったのですが、一番最初に入った現場で幸運にもリーダーをやらせてもらったり、ビジネスサイドとの要件調整などもやらせていただき、大変良い経験になりました。また、当時、開発体制がスクラムのLeSSに移行し、スクラムの面白さに目覚めて、現場のPdMの方と Certified ScrumMaster® を一緒に取得したり、エンジニア以外の仕事にも挑戦することが出来ました。今ではスクラムマスター兼エンジニアとして仕事をしています。

どれくらい稼げるようになったのか?

収入は40%くらい増えた

フリーランスになって、収入は前職に比べて、約40%増えました。おかげさまでコロナ禍でも、年々売上はちょっとずつ伸びていて、2021年も過去最高売上を出すことができ、来年もさらに更新できる見込みが立っているので、気を引き締めていきたいです。

とはいえ、所詮は個人事業主

正社員と違って、厚生年金には加入できないし、失業保証ゼロなので、やはり将来の蓄えにはかなり気を使います。iDecoや中小小規模共済に全額ぶち込み、子供2人分のジュニアNISAにも全額入れ、稼げるうちに投資に回して、将来の不安を少しでも減らせるよう心がけています。幸い、妻が正社員で仕事をしているおかげで、福利厚生は完全に妻に乗っかっています。やはり、共働きは最高ですね。

フリーランスって家を買えるの?

2020年6月くらいに新築マンションを購入して、今年の9月に引っ越しました。関東郊外の駅近物件です。前職は不動産関連の仕事をしていて、「家購入は出口戦略が大事!」とたたき込まれていたので、そのときから駅近マンション一択で探してました。関東の不動産は年々価格が上昇しており、東京は70m2くらいの築浅物件でも最低7000万くらいからなので、キャッシュフロー的にきついです。結局、山手線から快速で約30分くらいの駅に決めました。コロナ禍でリモートワークが流行っているので、通勤もそこまで無いと思いますし、今後はリモートOKな取引先をメインに営業をしていきたいと思っています。

融資はめちゃくちゃ苦労した

フリーランスはなかなか融資が通らないと聞きますが、まさしくその通りで、融資を受けるのは、かなり苦労しました。特に借入時は3期満たないフリーランスだったので、ネット銀行の中には審査対象外で事前審査すら受けてくれない銀行も多かったです。(つらい)

  • 物件価格は世帯年収の約4倍くらいの金額でペアローンで借りた。(正社員で働いてくれてる妻に感謝 🙏 )
  • フラット35は僕だけの審査でも通るものの、一番借りたかった低金利ネット銀行の変動金利は全滅。
  • 結果的に大手のメガバンクでちょい高めの変動金利で確定した。

変動金利にした理由は将来の金利上昇が仮に起こっても、繰上返済するだけの資産がすでにあるため、大きなリスクにはならないだろうと判断したこと。ペアローンにしたのは妻の両親からの贈与を最大限活かしたかったからという理由からでした。住宅ローンと保険周りはかなり慎重に決めたかったので、知り合いから有料ファイナンシャルプランナーを紹介してもらい、いくつかの銀行を見繕ってもらい、最終的に大手のメガバンクに決めました。本当は各銀行の融資条件とか細かく書こうかと思ったんですけど、めんどくさくなったので、詳細を知りたい方は飲み会の場とかでもお話します。僕から一言言えるのは「正社員を辞める前に買っておけ!」ですね。

住宅ローンを考える上で以下の書籍はとても役に立ったので、基礎的な知識を身につけたい方はおすすめです。

40、50代でもやっていけそう?

少なくとも40代は大丈夫だと思います、多分。IT需要がいきなり無くなることも無いですし、今すでに40代、50代で活躍されているフリーランスの方々のお話を聞いても、そこまで案件に対する不安もなさそうなので、正直なんとかなると思います。唯一、フリーランスをやめるとしたら、僕自身がフリーランスに飽きていることくらいでしょうか。とはいえ、今のところ、フリーランスを続けようと思っている最大の理由は以下のツイートが端的に示していると思います。

はっきり言って「リモートで自由な場所で自由に仕事がしたい」とかはどうでも良くて、端的に自分の利益最大化にどこまでシビアに追求出来るかしか興味なく、周りを見渡すと、僕よりも稼いでいるフリーランスはいくらでもいますし、そういった人たちを目標にしつつ、しばらくは自分の売上更新を追っていきたいと思っています。

来年の抱負

2022年はちょっとだけ今の仕事の稼働を減らして、新事業をやりたいと思っていて、その種まきをしていく予定です。 後はいい加減にSplatoonでXになりたひ。