2020年のフリーランス生活を振り返る
2020年も残すところあと僅かだし、せっかくなので今年のフリーランス生活を振り返る。
初めての契約解除
妻が4月に転職する関係で、3月は有給消化期間を利用して、家族で長崎旅行をする予定だったが、コロナが少しずつ日本社会に影響を及ぼし始め、あのディズニーが長期の休園を決め込んだおかげで、長崎の多くの施設も右に習えで休園が決まって、結局旅行自体をキャンセルせざるを得なかった。こういうこともあるかなぁと諦めてたんだけど、まさかコロナで自分の仕事にも影響が出るとは、この頃は思っていなかった。 4-5月の緊急事態宣言あたりで、仕事場の雰囲気的に、もしかしたら、契約の見直しが発生するかも...覚悟をしていたが、案の定、契約解除の通達が来てしまった。まぁ不景気になるかもと世間的にも騒がれてたし、仕方のないことだった。唯一救いだったのは、先方のご厚意もあり、契約終了が2-3ヶ月先だったので、次の契約先を探すのに、焦らずにすんで、ありがたかった。(最悪、持続可能給付金があるし、なんとかなるやろとも思っていた)
久しぶりの営業活動
前回の営業ではいくつかのエージェントにお願いしつつ、案件を探したが、今回は全部自分で営業をやってみることにした。これは自分の営業スキルを試したかったというのが大きい。自分のスキルが売り込めそうな会社のアタックリストを作って、片っ端からコンタクトを取ったり、某ソンSlackのJobチャンネルや前職の同僚経由で商談につなげてもらえるように営業した。 (あのときに面談につないでくれた方々、本当にありがとうございました)
運良く2週間くらいの営業活動で、一社と契約を結ぶことができ、事なきを得た。しかし、営業活動で感じたのは、どの会社も本当に正社員のエンジニアがほしいんだなってことですね。面談中に「なんで正社員にならないんですか?」ってめちゃくちゃ聞かれたので...。
どさくさのフィードバックあつめ
前の仕事先では、1年間半色々やらせてもらい、色んな方と関わることができたので、契約終了する直前に、今まで一緒に仕事をしたメンバーにフィードバックをもらうことにした。 その結果がこちら
一緒に在籍していた時のチームへの貢献度
4.75点 / 5点満点中
良かったところ(メンバーの記載内容をそのまま載せていますが、仕事内容に触れすぎないように少しだけぼかしています)
- 開発チーム内外の人間に対してよしなに働きかけ巻き込みつつ、時にはブルドーザーのように(?)エネルギー発揮して仕事を進める姿勢は見習うところが多かったです。
- 「仕事におけるコミュ力が高い」とはこういうことなのかなあと思った。
- これはチーム離れてからの話になってしまいますが、esaに投下してるドキュメントの丁寧さは自分の中で印象に残っています。クライアントの業務フローやそこから派生する課題を起点に、なぜこの機能改修をやる必要があるか……とストーリーが展開されているのがいいなと。個人的に研究して真似していきたい。チームビルディングやチームのあり方など、TONYさんが声をかけなければなあなあになっていたように思い、常にチームの状態を気にかけられているところを見習いたい。また要件定義のようにチームで閉じていないタスクに対する姿勢も見習いたい。
- チームのあるべき状態を解像度高く持てていてそれを共有していた点。
- 積極的に他チーム含めコミュニケーションを行って不確定な部分を明確化していってもらっていた点。
ブルドーザーのような働き方って、褒められてるって認識で良いんだよね、ね? ちなみに契約が終了した今でも前の仕事場の何名かの方とZoom飲み会させてもらったり、懇意にしてもらっています。
改善点
- 同じチームに在籍してた当時の印象ですが、TONYさんのファシリテートがあまりにグイグイしていて、ちょっとたじろぐというか怯んでしまうところが自分の中であったかもしれないです。1 年以上前のことなので、仮にまた同じチームで働いた際には異なる印象を持つかもしれません。
- 他の人の話を遮るケースが若干見られた気がする。
はい、自分でも認識してます(笑)。 特に人の話を遮っちゃう点は良くないし、時間をかけて直すつもりです。
秋からの新しい仕事場
新しい仕事場は、自分もよく利用しているサービスを展開している企業様で、そこではエンジニアリングのお手伝いをしつつ、スクラムをより良くするためのファシリテーションもやらせてもらっている。僕自身、認定スクラムマスターの資格はもっているものの、今のチームをスクラムのあるべき形に落し込むためには、考えなくてはいけないことがたくさんあって、その一つ一つをどのように解決するか、提案込みでお手伝いさせていただく予定です。
最後に
最初はわりと舐めてかかっていたコロナのおかげで契約終了に追い込まれたものの、自分で営業する機会を得て、なんとか1社から契約を獲得でき、ある程度自分の営業スキルに自信がついた。売上も結果的には去年より少しだけ増やすことができた。また、コロナ禍でリモートワークが普及し、営業もすべてリモートで完結したので、とても楽だった。来年はいよいよ法人化を目指して、より一層頑張りたいと思います。